既婚者の第一礼装に当たるのが留袖と呼ばれるもので、逆に未婚者の礼装にあたるのがお振り袖です。そして未婚、既婚を問わずに着れるのが訪問着と附け下げとなります。 結婚式に列席される場合、これらの着物には一般的に着る方の指定が有り、留袖を着るのは新郎新婦の母親、仲人夫人、そして近い親族の既婚女性で、振り袖は未婚の女兄弟や一般列席者の方です。そして訪問着と付け下げは一般参列の方なら既婚・未婚を問わず着る事ができます。
モーニングは礼装で、正式にはその名の通り朝から着る装いです。逆に日が沈むとイブニンング(燕尾服)を着るのがヨーロッパの方の習慣です。とは言っても、結婚式ではそこまで厳密に考える必要はないでしょう。ただ、これも上記の留袖などと同じで、新郎新婦の父親、または媒酌人はモーニングを着ます。その他列席者は礼服になります。
フォーマルは洋装の女性用の礼服です。お着物を着るのは大変という方やご年配の方におすすめです。